24optionをテクニカルチャートで攻略(ボリンジャーバンド編)
ボリンジャーバンドとは
ボリンジャーバンドとは株価の勢いの変化や反転の目安、方向を見る指標で、「価格がどのくらいの確率でバンドの中に収まる」というテクニカル指標です。
中央線を基準に、±1σ(シグマ)、±2σ、±3σで構成されており、±1σ間にどのくらいの確率で値動きが収まるか、±2σの間にどのくらいの確率で値動きが収まるかという感じに確率で動向を予想出来ます。
※中央線は移動平均線と同じで、外に行くに連れて±1σ、±2σ、±3σとなります。

±1σ、±2σ、±3σそれぞれの範囲内に値動きが収まる確率は以下の通り。
±1σ(1次標準偏差)の範囲内に収まる確率⇒約68.3%
±2σ(2次標準偏差)の範囲内に収まる確率⇒約95.5%
±3σ(1次標準偏差)の範囲内に収まる確率⇒約99.7%
±1σと±2σにでは約20%近くの差があるのに比べて±2σと±3σの差は4%にも満たないため、±3σを利用せずに±1σと±2σだけで分析を行う方も居ます。±3σが必要ない場合は表示しなくても問題ありません。
ボリンジャーバンドの狙い目
ボリンジャーバンドの意味を理解したところで、次は活用方法です。ボリンジャーバンドを利用することでその範囲内に入る確率がわかるため、その性質を活かして相場が反転するポイントを見つけます。
一般的には±2σにレートが触れた時点でそのラインを超える確率は約5%(±2σ内に収まる確立は約95.5%のため)しかないので、ここで相場が反転すると考えると自ずと購入タイミングが見えてきます。

上記のチャートはポンド/米ドルですが、±2σにローソク足が触れた時点で相場が反転しているのがわかります。つまり、この±2σに触れたタイミングで逆張りでチケットを購入するということになります。
±2σに触れると反転する傾向が強いというだけで必ずそうなるとは限りませんが、バイナリーオプションはトレンドの先行きを予想する投資ですので、一つの購入ポイントの目安として注目してみるといいかもしれません。
テクニカルチャートでボリンジャーバンドを表示させる方法
それでは24オプションのテクニカルチャートでボリンジャーバンドを表示させる方法についてです。

24オプションのテクニカルチャートでボリンジャーバンドを表示させるには「Studies」の中にボリンジャーバンド(Bollinger Bands)から行います。しかし、ここで表示されるボリンジャーバンドは±2σの指標のみなので、±1σ、±3σの指標を追加するためには以下の作業が必要です。
【1】ボリンジャーバンドの追加

±1σ、±3σを追加するために既存のボリンジャーバンドに加えて、後2本のボリンジャーバンドを追加する必要があります。「Studies」から「System Manager」を選択。


選択すると、現在表示中の指標が出てきます。
※上記で「Studies」の中にボリンジャーバンドを開いているため一つ表示されていますが、一つもない場合は必要個数の指標を追加する必要があります。


±2σまででよければ2つ、±3σまで表示させる場合は3つになるようにサイドバーのボリンジャーバンド(Bollinger Bands)を挿入。これでチャートに表示されるボリンジャーバンドは3つになりました。
【2】ボリンジャーバンドの設定
次に先ほど表示させたボリンジャーバンドを個別に設定していきます。
※個別に設定を行わない場合、表示されている全てのボリンジャーバンドは±2σの指標になっています。

どこの指標から設定しても構わないのですが、今回は一番外側の±3σから設定をしてみましょう。


次に±2σの設定です。
デフォルトが±2σの指標なのでここは触らなくても問題ありませんが、見やすいように±3σと表示される線の色を変えています。


次に±1σの設定を行い終了となります。
ここでも同じ様に±2σ、±3σとは異なる色を使っていますが、中央線(移動平均線)のみ統一しています。
【3】設定完了!

以上で±1σ、±2σ、±3σの表示設定は完了です。バイナリーオプションを始めたばかりの初心者の方でも簡単に利用できる指標なので、24オプションで取引を行う際は是非活用してみて下さい。
紹介したバイナリーオプション
24オプション

カテゴリ:24オプション(24Option)
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