サイクル理論を用いてバイナリーオプションの勝率を上げる方法

サイクル理論とは何か？

サイクル理論とは、相場が上がってから落ちるまでの流れを捉えるトレードのための理論で、「レイモンド・A・メリマン」がこれを提唱しました。

どんな相場でも上がるだけ、下がるだけにはなりません。上がったり下がったり停滞したりを繰り返します。

このため、いくら上昇トレンドに乗ったとしても必ず下落するタイミングがあるので、思考停止でエントリーしてはいけません。

サイクル理論を学んでその流れを掴むことができれば、有利なトレードをすることができるでしょう。

サイクル理論にて１サイクルの周期を理解しよう

サイクル理論には「ライトトランスレーション」と「レフトトランスレーション」の２つがあります。

「ライトトランスレーション」とは

「ライトトランスレーション」とは、トレンドが続くのか？そうでないかについて示した指標と言えます。

波が戻りを付けて折れたところが、スタート地点と最終的地点の中間よりも右側にあり、なおかつスタート地点を下回っていない場合、トレンドが続くと見られています。

言葉だけで理解するのはかなり難しいので、画像をご覧下さい。

このように、ある程度流れを見てからエントリーする判断ができるので、比較的安全なトレードが可能です。

このように、サイクル理論の波動を利用してトレードする手法を、サイクルトレードと言います。なお、FXの自動売買の1部の手法も同様にサイクルトレードと言う場合があるので、混合しないようにしましょう。

「ライトトランスレーション」が有効な理由は2つあります。まず、最終地点がスタート地点を下回らなかったということは、ダウ理論的に考えるとトレンド継続を示します。

このため、サイクル理論を知らない人から見てもトレンドが続くという見方ができるので、トレンド方向のポジションを入れる人が多く、トレンドが継続するのです。

また、中心よりも右側で波動を描いて折れたというのも見逃せません。これは、ある程度トレンド方向に進んでから波動を描いて折り返していることを意味しています。

一定の勢いがあることを示しているので、そう簡単にトレンドが転換することはないだろうと推測できるのです。

「レフトトランスレーション」

レフトトランスレーションは、トレンド終了を表しています。トレンドに逆行することが多いでしょう。

波動を描いて折り返しを付けたところが、スタート地点と最終地点の中心よりも左側で、なおかつ最終地点がスタート地点を下回ったらレフトトランスレーションです。

次の画像をご覧下さい。

何故、レフトトランスレーションが見られると逆行しやすいのか？その理由は、次の２つです。

「ダウ理論的に考えてトレンドが終了する」

最終地点がスタート地点を下回った場合、ダウ理論的に見てトレンドは終了です。このため、サイクル理論を知らない人から見てもトレンド方向にトレードするのは合理的ではありません。

「トレンドができたと思ったらすぐに逆行している」

レフトトランスレーションにはスタート地点と最終地点の中間よりも左側で波動を描いて折り返すという特徴があります。

これは、トレンドができてからすぐに逆行したことを示しているので、「トレンドは継続しない」と考えている人が多いと見ることが可能です。

サイクル理論＋移動平均線でバイナリーオプションを攻略

サイクル理論と移動平均線を使って実際にトレードする際はダマシを出来るだけなくし、エントリータイミングを確実にするために移動平均線のゴールデンクロスを使いましょう。

移動平均線のゴールデンクロスとは、移動平均線の下からローソク足が突き上げることです。

この手法はかなり人気が高く、特に短期取引に向いている米ドル円やユーロ米ドル、ユーロ円などの通貨ペアを使うトレーダーが好みます。

これが有効な理由は、価格が平均を上回ったことを意味し、売っている側の損切りが誘発されることが期待できるためです。

レフトトランスレーションは、トレンド終了及び逆転の合図なので、少し難易度が高いのでおすすめはライトトランスレーション狙いでしょう。

おさらいです。

エントリーポイントは、以下の画像「青丸」箇所のライトトランスレーション+ゴールデンクロス発生時です！

見事にトレンドが継続し、勝つことができると思います。

サイクル理論のまとめ

サイクル理論は「レイモンド・A・メリマン」が提唱した理論で、トレンドの継続を意味するライトトランスレーションとトレンドの停滞及び反転を意味するレフトトランスレーションで成り立っています。

トレンドが継続すると方向性が定まってトレードしやすいので、ライトトランスレーションが見えたらエントリーするのがおすすめです。

移動平均線と合わせると正確性が上がります。是非挑戦してみて下さい。

いきなり実戦で取引をするのは怖いという方もいらっしゃると思います。戦略を試すには「デモ取引」がおすすめです。無料で出来る所を紹介しておきますので、興味のある方は、まず試してみてください。

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