12日はECB理事会議事要旨！緩和引き締めはいつ始まる？

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欧州は未だに火薬庫なのは間違いない

欧州の火薬庫と云うとバルカン半島を思い浮かべるかもしれませんね。実際に私もバルカン半島を思い浮かべます。

EUという組織が出来てから比較的、政治情勢は安定していますが、経済面やEU離脱問題、移民問題を見ると未だにEUそのものが火薬庫だと言ってもいいのかもしれません。

経済面では、ギリシャ、イタリアなど大きな負債を抱える国も多いのが特徴で、EUとしてみるのなら安定をしていると考える事ができますが、各国の状況をみると問題点は多いように感じます。

そして大元のEUという組織を離脱しようという動きが頻繁に起こるのも問題点のように感じ、元凶として多数の移民問題があるようです。

現にイギリスは実際に国民投票によってEUを離脱する事になりましたし、イタリアでも離脱を訴える 派閥が大幅に議席を伸ばしました。

次の争点はハンガリーの総選挙で圧勝した、中道右派の与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」の動向と言われていますが、状況的に考えても、他にもEUからの離脱を考える国は増えるかもしれません。

安定しているようで不安定、それがEUなのかもしれませんね。

複数の国が集まっているとなると、その分思惑もあるので、それは当然の事なのかもしれませんね。今回は重要経済指標と言われている、「欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会議事要旨」が発表されるので、注視してみましょう。

EU　欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会議事要旨は重要指標

欧州もまた、米国と同じ様に緩和政策を行ってきました。この効果は一定のものがあったとも考えられ、今後は緩和を引き締める政策へと移行するのではないかと考えられます。

だからこそ、ECB理事会議事要旨は重要になってくるのです。早速ですが、予想値こそありませんが見ていきましょう。

基本的に議事要旨の内容次第ですが、動きのある指標ですので、注目をしていて損になる事は少ないと思います。

動き自体がなくても今後に繋がるのは間違いないと思うので、気にかけておくだけでも損にはならないはずです。

特に、ハンガリー総選挙では与党圧勝でEU批判を激しくしている中道右派の「フィデス・ハンガリー市民連盟」の動向に注目が集まります。

ハンガリーは特に移民問題への反対意見が強く、イギリスよりEU離脱の本気度は高いのではないでしょうか。しかしながら、ハンガリーの立地は内陸部にあるので、簡単にはいかないのも事実です。

どんな動きがるのか注目しておくと、為替の動きについていけそうですね。

安定しているようで不安定なEU

上記でも触れていますが、元々が別々の国であるEU。

常に安定しているようで、火種をいつも抱えています。欧州の性と言ってもいいかもしれません。ユーロという通貨はEU単体でみるのではなく、域内の国の情勢を考える事で流れを読むことが出来るのではないかと思います。

だからこそ、経済指標の発表は大事です。決まった日時にあるのですから、その分予想はしやすくなります。それだけでもメリットと言えるのではないでしょうか。

動きのある為替は狙いやすくもありますし、狙い難く感じる事もあります。「トレンド」の発生を確認してからの投資でも遅くはないはずです。興味のある方は是非どうぞ。

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